4月から、当院の医師体制と診療の進め方が一部変わりました。患者さんに安心して通い続けていただけるよう、変更の内容をわかりやすくお伝えします。
なぜ、体制を変えるのか?
これまでは「決まった先生がずっと担当する」というスタイルが一般的でした。しかし、その先生が急に休んだり異動したりすると、診療が止まってしまうリスクがあります。
そこで当院では、複数の医師がチームとして患者さんを支える体制に変えることにしました。誰か一人がいなくても診療を続けられる仕組みをつくるとともに、医師が子育てをしながら働いたり、研修医が学びながら診療に携わったりできる、多様な働き方に対応した体制を整えます。
また、新しい医師を育て、地域の医療を長く続けていくことも当院の大切な目標です。家庭医療の研修医(レジデント)を受け入れ、次世代を担う医師を育てる「教育診療所」へと進化していきます。
具体的に、何が変わるの?
1 大場医師が異動します
長年にわたって当院を支えてきた大場医師が異動となります。大場医師が担当していた患者さんは、新しいチームの医師へ責任を持って引き継ぎます。
2 家庭医療レジデント(研修医)を受け入れます
当院が次世代の医師を育てる研修の場になります。研修医は指導医のもとで診療を行い、一定期間(約6か月)で交代する場合があります。
レジデントは専門分野(家庭医療)の研修中ですが、未熟ということではなく、初期研修を修了した一人前の医師です。
3 チームで対応します
仕事と子育てを両立している医師など、多様な働き方に対応します。保育園の急な呼び出しなどで担当変更が生じる場合もありますが、チーム全体でカバーします。
患者さんにとって、うれしいこと
体制が変わることで、患者さんには次のようなメリットがあります。
・複数の医師の目が入るため、治療方針やお薬・検査の内容をより客観的に見直せます
・研修医は時間をしっかり確保して、症状だけでなく日常生活の困りごとも丁寧に伺います
・チーム全体で情報を共有しているので、担当医が急に休んでもスムーズに対応できます
・病歴・お薬の目的・治療目標・生活背景をチームで共有するので、担当が変わっても毎回ゼロから説明し直す必要がありません
診療の継続性は「診療所全体」が責任を持って守ります。個人の医師ではなく、チームとして、患者さんの健康を支え続けることをお約束します。
不安なことがあれば、いつでもお声がけください
担当医の変更に不安がある、新しい先生と少し相性が合わない気がする、もっと詳しく説明を聞きたい――そう感じたときは、遠慮なくスタッフや医師にお伝えください。状況に応じて、担当の調整や上級医の関与を増やすなどの対応を柔軟に検討します。
医師の異動・研修・多様な働き方により、担当医が変わる可能性はありますが、診療所として責任を持って情報と方針を共有し、継続して診療します。将来にわたってこの地域で質の高い診療を続けるための「進化」です。どうかご理解とご協力をお願い申し上げます。
